こんにちは、
今日は「ワンルームマンション投資」で私が契約してしまい、その後クーリングオフした話を正直に書きます。
これから不動産投資を考えている方、特に初心者の方には、ぜひ読んでほしい内容です。
きっかけは一本の電話
ある日突然、知らない番号から電話がかかってきました。
「将来の年金代わりにマンションを持ちませんか?資産形成に最適ですよ!」
正直、最初は警戒しましたが、営業マンの話し方がとても丁寧で押しつけがましくなく、つい話を聞いてしまいました。
「都内の駅近物件」「自己資金ゼロからスタート」「家賃収入でローン返済できる」
夢のような話が並び、少し興味を持ってしまったのが運の尽きでした。
そのまま契約してしまった
後日、ホテルのカフェで営業マンと面談。
収支シミュレーションを見せられ、「毎月1万円程度の持ち出しで、将来は資産に!」と言われました。
正直、その場ではリスクについて深く考えませんでした。
「みんなやってる」「今しか買えない」と言われると、不安よりも焦りの方が勝ってしまったんです。
そのまま、その場で契約書にサインしてしまいました。
—そう、ろくに持ち帰って冷静に検討することすらしなかったんです。
不安に押しつぶされた夜
家に帰ってから、冷静になって調べ始めると、衝撃の事実が次々と出てきました。
•ワンルームマンション投資は空室リスクが高い
•修繕積立金や管理費がどんどん上がる可能性
•家賃は年々下がる傾向
•売却するときに大きく値下がりしているケースが多い
•「自己資金ゼロ=フルローン=負債まみれ」のリスク
完全にパニックになりました。
「これ、本当にこのまま進めて大丈夫なのか?」
夜も眠れないくらい不安に襲われ、ついには胸が苦しくなりました。
クーリングオフを決意
必死に調べた結果、「宅建業法」により、不動産の売買契約も条件を満たせばクーリングオフできると知りました。
しかも、契約日から8日以内なら間に合う!
翌朝すぐ、内容証明郵便でクーリングオフの通知を送りました。
営業マンからは「なぜですか?」「こんなにいい物件なのに!」と粘られましたが、もう迷いはありませんでした。
最終的に、正式にクーリングオフが認められ、無事に契約を白紙撤回できました。
今だから思うこと
あのとき、クーリングオフしなければ、今ごろ毎月赤字を抱えて、心がすり減っていたかもしれません。
「家賃保証」とか「資産形成」とか、甘い言葉に乗る前に、本当に自分に合った投資かどうか、冷静に考えるべきだったと強く思います。
ワンルームマンション投資自体を否定するわけではありません。
知識と資金力があって、長期的なリスク管理ができる人にとっては、良い選択肢になることもあるでしょう。
でも、私のように「なんとなく不安だけど勢いで契約してしまった」初心者には、あまりにもリスクが大きすぎました。
最後に
もし今、ワンルームマンション投資の勧誘を受けている方がいたら、
「即決しない」「必ず冷静に持ち帰る」「第三者の意見を聞く」
この3つを絶対に忘れないでください。
焦らされても、断っても、全然大丈夫です。
本当に自分に合った選択を、じっくり考えましょう。