こんにちは
今日はちょっと重い話をします。
実は、数年前に「太陽光発電投資」で大きな失敗をしてしまいました。
これから太陽光投資を考えている方には、ぜひ同じ失敗をしてほしくないので、赤裸々に体験談を書きます。
きっかけは「楽して儲かる」という甘い言葉
当時、副業ブームがきていて、YouTubeや広告で「太陽光投資は放置で年利10%!」みたいな情報をよく見かけていました。
不労所得に憧れていた私は、ろくに勉強もせず、ある販売会社のセミナーに参加。
セールストークは本当に巧みで、「土地付き」「20年間の固定価格買取制度」「メンテナンスも丸投げOK」など、夢のような話を次々と聞かされ、すっかりその気になってしまいました。
そして、借入2400万円で投資することに決めたんです。
想定外のトラブル連発
契約まではスムーズに進みましたが、問題はその後でした。
- パワコンは海外性でリコール商品
- メンテナンス会社がズサンで草刈りすらまともにしていない
- 台風被害でパネルの一部が破損、修理費が想定以上に高い
- 土地の固定資産税が毎年じわじわ重くのしかかる
- 売電価格が年々下がっていき、想定収益を大きく下回る
- 発電所の前が水の通り道になっており発電所内に入ってくる
- フェンスが壊れてしまっている
- 近隣住民が太陽光発電に反対している
最初に説明された「利回り10%」なんて夢のまた夢。
実際には利回り3〜4%くらいになり、ローン返済と税金、メンテナンス費用を差し引いたら、毎年赤字でした。
最終的に…
4ヶ月ほど頑張って運用を続けましたが、精神的にも金銭的にも耐えられなくなり、泣く泣く発電所を売却。
でも中古市場では全然買い手がつかず、結局、大幅な値引きをして手放しました。
結果、トータルで約400万円の損失。
もちろん、銀行への借金だけはきっちり残りました…。
反省点
振り返れば、失敗した理由ははっきりしています。
- 自分でちゃんと調査・勉強をしなかった
- リスクを甘く見て、セールストークに流された
- 収益シミュレーションを楽観的にしか考えなかった
- 現地を見に行かなかった
太陽光発電自体が悪いわけではありません。
ちゃんと選定して管理できる人にとっては、今でもいい投資対象なのかもしれません。
でも、**「楽して儲かる」**という甘い言葉に惑わされると、私のように痛い目を見ます。
これから投資を考えている人へ
太陽光に限らず、どんな投資も「リスクを直視する勇気」が大事です。
必ず、自分の頭で考え、リスクとリターンを冷静に天秤にかけましょう。
そして、最悪失っても生活に支障がない範囲で投資することを、心からおすすめします。
私の失敗談が、少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。