

世界ではじめてのデジタル通貨
ビットコインは2008年にサトシ・ナカモトという仮名の人物によって発明されました。
サトシ・ナカモトは実在する人物ではありませんが発明したとされるビットコインのプロトコル上の仕組みは、
現在までに多数の開発者たちによって改良、拡張されています。
ビットコインの特徴
ビットコインは取引に「ブロックチェーン」と呼ばれる技術を利用しています。
ブロックチェーンとはビットコイン取引の土台となる技術で一言で言うと、
ビットコイン取引の記録をまとめた台帳の役割を果たしています。
トランザクションと呼ばれる取引データをブロックで管理しそれらのブロックを一つのチェーン状にして、
分散管理していることからブロックチェーンと呼びます。
実にシンプルな構造ですがデータの改ざんに強く取引履歴を記録しておくのに適しているため、
ブロックチェーンはビットコインをはじめとする暗号資産の取引の記録方式として利用されています。
メリット
- 中央管理的な管理者が存在しない分散型の通貨システム
- ブロックチェーン技術を使用している
- データベース上に取引記録をブロック単位で保存できる
- 不正取引を排除することが可能
ビットコインは特に金融危機後に注目され急速に価格が上昇し、
2017年には1ビットコインが約200万円に達しその後2021年には約700万円を更新しました。
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デメリット
- 法定通貨と異なる
- 不正な取引に悪用される可能性もあり
- 暗号資産の規制が厳しくなる可能性もある。
- 個人情報の流出やハッキング被害がある
ビットコインは法定通貨と異なり匿名性が高いため不正な取引に悪用される可能性もあり、
各国政府が規制を進める中でビットコインをはじめとする暗号資産の規制が厳しくなるといった問題もあります。
半減期とは
もらえるビットコインの報酬が半分になることを指します。
ビットコインは新しいトランザクションをブロックチェーンに追加するために計算作業を行い、
その報酬としてビットコインが支払われる仕組みになっており半減期とはこの報酬が半分になります。
- 半減期は、約4年間隔で発生
- 初めての半減期は2009年
- 2020年5月には3回目の半減期が実施
- 2024年頃に次の半減期が予定されています。
ブロック報酬の半減により供給量のペースが緩やかになるため、ビットコインの価値の上昇を予測する投資家・専門家が多くいます。
ビットコインの可能性
ビットコインについては将来的な価格変動や投資に関する意見が分かれていますが、
以下に現在の状況と今後の可能性について述べたいと思います。
- ビットコインの市場価値は比較的安定している
- 世界的な金融機関や大手企業も取り扱い初めている
- ビットコインが認知される可能性が高くなってる
デジタル通貨としてのニーズが高まることで取引手数料が下がり、ビットコインに対する投資家の注目度が高まる可能性があるでしょう。


JPモルガンの調査結果
最大手のJPモルガン・チェースが発表したレポートによると
調査対象となった顧客の41%の人は年末までにビットコインは830万円付近になると考えており
9%は1100万円を超え、5%は1300万円を超えると考えているようです。
いっぽう20%人は550万円付近、23%は280万円付近と予想しており130万円を割ると予想した顧客は2%のみだったようです。

ライバルのゴールドマン・サックスは今月初めビットコインは「価値保存」市場におけるシェアが
今後5年で50%まで上昇すれば価格は1300万円を超えるとレポートに書いていました。
ビットコインもあくまでも一つの投資商品です。
より多様なリスク分散が求められていますし投資にはリスクが付きまといますので投資は自己判断でよろしくお願いします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
アメリカの著名ファンドマネージャーのキャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントも、
ビットコイン価格は2030年までに100万ドル(約1億1000万円)を超えると予測しているようです!

中米エルサルバドルでは2021年9月7日に世界で初めてビットコインを法定通貨に採用しています。
金融不安が叫ばれているいま法定通貨いがいを所有するのも良いはんだんかもしれませんね。
最後まで読んでもらいありがとうございました。

